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2003.08.22

母の心理は複雑なのさ!ってのが今日の思い。

「三つ子の魂百まで」って言ったのは・・・じつは母自身なのかもしれない、と思う。
我が子が自分の体から出てきた瞬間、別の個体って突きつけられた。私は涙したけど、それは寂しさだったり、悲しさだった。
”自分と決して、一体になれない別の存在。”
たった一人の私にしか心を許さない存在!そら・・・・手放したくないで。
自分以外の人に抱かれたら泣くなんて・・・そら・・・愛しくてしょうがないよね。
他の誰にでもなついて、誰に抱かれても寝るなんて、自分の価値が下がる気がして母は認めたくないで。
そやけど・・・子どもは無情なくらい
自分を守るための本能を全開にするんよね。
自分を守ってくれる存在をよ〜く分かってる。母だけじゃないんだっ!てつきつけられる。そやから母が、我が子を手放したくないだけ。。。
そう知ってしまうと・・・よけいに母としての居場所がなくなる。
おとうちゃん・・て先に言われて、おかあちゃん・・・って呼ばれる母をしてると、ほんとは寂しい。
せめてお母ちゃんの位置に安住してたかったのに・・・という気持ちも湧いてくる。それなのに・・・私はわたしでいる場所を探して求め続けている。これでええ!って自分をはやく思えますように。我が子の病院に付き添えない自分に、オッケーって言えますように。。。子どもが病気になったとき、つきそうのは父の場合もあるやろ、って社会が当たり前になりますように。。。
簡単に手にできる安住の地を、私は手放してしまった。
窒息する前に、社会の中に私の場所をみつけだしたい。