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2004.12.27

ひとりごとをつぶやく時間ももてず秋から、

季節は冬にうつっている。そういえば、まわりであげくだしだの、誰の声かわからないようなくらい鼻声になっている知人だらけやわ。
11月4日から喘息入院していたみのがついに退院して、我が家にかえってきた。我が子がいない日常にあやうく慣れそうになっていた私のもとに・・・超現実の日常がかえってきた。ええのか悪いのか、答えがでないまま長期入院に突入して、今、母として思うことは、他人が介入する場面も子育ての中には重要だということ。
『自分の子どものことは誰よりも私が知っている』
この思いを、神話にかえてくれた主治医、看護師、保育士さんたちに今は感謝している。
子どもの思いと母の思いは違うんだ!と頭と口だけじゃなく心にしみた。
「1年生になるために1人でがんばろうな」と親らしく6歳の子に説得した場所から、先に病棟に歩き出したのは子どもの方だった。その瞬間、追いたくなるのは母で・・・離れる努力と我慢がいるのは子より、ずっとずっと母の方なのだと思い知る。
                  生きていく力を子ども達はもっている。
そう信じることに徹して、子から離れていく力が 今の私には もっとも 必要だと感じている。
爆発しながら 発狂しながら ときには ヤミの中をとおりながら
子どもたちは 私から 離れて成長していく。
       
       「よく ここまで おおきくなったね。おかあちゃんは うれしいよ。」
そう言いたいんだ。わたしは・・・
寂しいって気持ちもあるんよ・・・と、もっともっと子ども達が大きくなったら言おうと思う。